「News Picks for Kids」
NewsPicksがお送りする、まったく新しい子ども向け新聞。 オリジナル記事に加え、日本で唯一読める「The New York Times for Kids」の翻訳記事など、グローバルな話題をふんだんにお届け。 子どものうちから多様な価値観に触れることで、世界への扉を開きます。
先日、VOL.017「見えない水を考える」をテーマにした刊行冊子の取材依頼をいただきました。弊社代表の的場と親会社 栗田工業の末永氏が、米国や日本の水インフラ事情や水道管の調査の疑問、フラクタがどのような技術をつかって日本の水道事業をサポートしているかなど、様々な疑問にお答えいたしました。
- ロボットでは、なぜ水道管の検査に無理があるのか?
⇒下水と違って細い管がほとんどであること。基本満水状態。曲がり管はロボットが通りにくいし、米国の管は錆が多いので止まってしまう。走れても数mしか走れない。 - それなのに、なぜ今だに水道管検査のロボットベンチャーが増えているのか?
⇒こういった事情を知らないのでは。地下で長期間使っている水道管を間近で見た人はほとんどいない。 - 実際はどのように漏水を検知しているのか?
⇒フクロウ部隊による音聴棒でベテランが音で確認をしている
- 日本だけでなく、米国や欧州など水インフラの歴史が深いところで起きている課題に取り組んでいる。
- 当社は最初ロボット事業からスタートしたが、満水状態かつ管路口径が様々な水道配管の全てをロボットで確認するのは困難であったため、AIでの予測にシフトした。
- 当社は日本では約50、世界で見ると100を超える実績を有している。データ勝負の世界なので、実績を積めば積むほど予測精度は向上していく。
あたり前にそばにある「水」や「水道」に関して、お子様たちが興味を持ち、「知る」ためのお手伝いをさせていただけたのであれば、大変光栄なことであります。お声掛けいただきまして、ありがとうございました。