弊社はガス事業参入にあたり、以前より東邦ガスネットワーク株式会社様(以下、東邦ガスNW)との共同開発を進めてきました。この度、AIを活用し、供内管※1の劣化を予測するアルゴリズムを都市ガス業界で初めて※2開発しました。本アルゴリズムの活用により、計画的な入れ替え時の投資対効果※3が、埋設年の古い管から順に更新していく手法に比べ、2倍程度となることを確認しました。

東邦ガスNWでは、既にガス本管※4で弊社と開発した劣化予測AIを導入しており、効率的なガス本管の更新に活用してきました。地中のガス管の劣化速度は、土壌の性質や気象条件などの周辺環境によって大きく異なります。このたび開発した劣化予測AIは、ガス本管における同AI運用で蓄積したノウハウやガス管路などのデータを活用することで、供内管に範囲を広げ、劣化を予測することが可能となったものです。東邦ガスNWは、保安確保のために進める道路下の供給管の更新や、古くなったお客さま敷地内の内管の取り替え提案においても、本予測を活用していく予定です。
※1 道路下の供給管とお客さま敷地内の内管。詳細は、<参考1>を参照。
※2 都市ガス業界のシンポジウム等への出展実績に基づく(東邦ガスNW調べ)
※3 埋設年の古い管から更新する手法に対し、劣化予測に基づく優先順位付けを活用することで劣化確率が半減となったもの。
※4 お客さまへガスをお届けするために道路に並行して道路に埋設されたガス管。詳細は<参考1>を参照。
引き続き、弊社は東邦ガスNWと連携し、供内管の劣化を予測する新技術として、国内の他インフラ事業者への展開を目指し、経年管更新の効率化について取り組んでまいります。
